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〈悪女〉の文化誌 (京都橘大学女性歴史文化研究所叢書) [ 鈴木紀子(平安朝文学) ]

   

 


 

 


京都橘大学女性歴史文化研究所叢書 鈴木紀子(平安朝文学) 林久美子(日本近世文学) 晃洋書房アクジョ ノ ブンカシ スズキ,ノリコ ハヤシ,クミコ 発行年月:2005年03月 ページ数:216p サイズ:単行本 ISBN:9784771016323 鈴木紀子(スズキノリコ) 1940年生まれ。

名古屋大学大学院修士課程修了。

京都橘大学教授。

平安朝文学専攻 林久美子(ハヤシクミコ) 1958年生まれ。

大阪市立大学大学院後期博士課程修了。

博士(文学)。

京都橘大学教授。

日本近世文学専攻 野村幸一郎(ノムラコウイチロウ) 1964年生まれ。

立命館大学大学院博士後期課程修了。

博士(文学)。

京都橘大学助教授。

日本近代文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 “悪女”という表象ーその成立と変遷(王朝文学の“悪女”ー本院侍従を中心に/中世の「悪」の観念と“悪女”/「悪婆」の魅力ー歌舞伎の“悪女” ほか)/第2部 疎外者の哀しみー文学の中の“悪女”たち(寛一が宮をなじる理由ー尾崎紅葉『金色夜叉』の問題圏/山本禾太郎「窓」と打出二婦人殺し事件ー探偵小説は“悪女”をどのように描いたのか/悪と求道ー遠藤秀作『深い河』)/第3部 陽光の翳りーヨーロッパの魔女・悪女(西欧における“悪女”の作られかた/D.H.ロレンスが描き出す「月の女神」としての「魔女」) “悪女”とは誰であったか?と問うことによりその時代・地域で共有された制度的なモラルー目には見えない圧倒的な力を持って内面にすり込まれていく“女らしさ”、女性への暴力を透視し、迫害を顧みず自分の生き方を貫いた勇気ある先駆者として“悪女”を捉え直す。

本 人文・思想・社会 文学 その他

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